「計画と無計画のあいだ」
- Day:2011.11.25 12:06
- Cat:本
「今注目している出版社はミシマ社」というようなことを言っていた。
その場で「ミシマ社」とメモしたものの何となく調べずにいて早数ヶ月。
と、先日、自由が丘の本屋さん巡りをしていたら
店頭にてこの本を発見。

「計画と無計画のあいだ」
三島邦弘著 河出書房新社
「ミシマ社の社長の本」的なPOPがあって
ミシマ社!
と思い出したのと、その出会いに感動して即購入しました。
そこで分かったのは、ミシマ社は社長(若干私よりお若い)の思いつきとも言える突然の
「出版社を作ろう!」という衝動によって5年前に設立された事。
そして、日本の出版社は「取次ぎ(トーハンとかニッパンとか)」を通すのが常識なのだが、
ミシマ社は書店と直版で取引をしている事。
野生の感覚をとても大事にしていて、お昼過ぎから3時間パソコンオフタイムがあったり
社員全員で突発的に宿を決めず合宿に行ったりしてるらしい。
突然思い立って、事業計画も作らず会社を設立したりと、
(私もそうだったので)思いを重ねる事も多く、
また、毎日通っている(娘の保育園があるので)自由が丘にある出版社、ということで
勝手にとっても親近感が湧きました。
一度会社がどこにあるのかのぞきに行ってみよう。。。
しかし、この本にはステキな帯がついているのだが、
つけるとこんな風に↓ビミョーに著者名が隠れてしまう。

これも「計画と無計画のあいだ」の自由さからきているものなのかと
妙に納得。
今日はNさん宅で「本の会」があるので
この本をオススメ本として持って行こう!