「田舎の紳士服店のモデルの妻」
- Day:2010.11.26 11:06
- Cat:本
やることたくさんあるのになあ。
昨夜一気に読み終えてしまったこの本。

「田舎の紳士服店のモデルの妻」
宮下奈都著 文藝春秋
「王様のブランチ」での著者インタビューの
著者のステキな雰囲気に魅了され、購入。
帯には
10年後の自分、想像できますか?
田舎行きに戸惑い、夫とすれ違い、子育てに迷い、恋に胸騒がせる。
じんわりと胸にしみてゆく、愛おしい「普通の私」の物語。
とありますが、この帯の言葉だけでは
この本のよさが全然足りなーい!
というかこんなに人の細かい心の動き、変化を書けるってすごい。
普段著者はこんな風に思っているのか
自分で思っていることを記録(記憶)しているのか
作家は自分をさらけ出す商売だ、
とはどなたかから聞いた言葉だけど
まさにそんな感じなのか。。。
いろんな人の琴線にふれる作品のような気がします。
すっかり宮下奈都さんのファンになり、
先ほどアマゾンで“スコーレNo4”を注文。
本屋さんに人気のある作家さん
ということですが、
とてもうなずける作品と著者を知れて
うれしいと思いました。
せっかく買ってもはずれるとがっかりしますので。
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